2018年の年末にFUJIFILMの神レンズと名高いXF35mm F1.4 Rを買いました。
最近、写真にもっと解像感が欲しいと思って新しいボディを比較したりしていたんですが、まだ単焦点レンズを1つも持っていないのに何を考えているんだということで購入しました。
僕にとって初めての単焦点レンズとなったXF35mmF1.4。
使ってみて大満足のレンズでしたのでご紹介したいと思います。
XF35mm F1.4 Rについて
型番 | XF35mmF1.4 R |
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レンズ構成 | 6群8枚(非球面レンズ1枚) |
焦点距離 | f=35mm(35mm判換算:53mm相当) |
画角 | 44.2° |
最大口径比(開放絞り) | F1.4 |
最小絞り | F16 |
絞り形式 |
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撮影距離範囲 |
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最大撮影倍率 | 0.17倍 |
外形寸法:最大径×長さ(約) ※先端よりマウント基準面まで | ø65.0mm×50.4mm |
質量(約) ※レンズキャップ・フード含まず | 187g |
フィルターサイズ | ø52mm |
FUJIFILM公式HPより引用
作例
京都の清水寺付近で撮影した写真と共にご紹介したいと思います。
写真はすべてJPEG撮って出しで、フィルムシミュレーションはPRO Neg. Hiです。
ピント面の解像感とボケの美しさがたまらない
F値開放で撮影した清水寺の入園券です。少し小雨が降っていたんですが、入園券に付いた水滴や表面の凹凸まで解像し、背景は美しくボケています。
えんむすびと書かれた提灯にピントを当ててみました。奥に向かってなだらかにボケてゆきます。
軒下の細部までくっきりと鮮明に。
少し絞って遠景を撮ってみました。F値は9です。中心に見えるのは京都タワー。
この日は清水の舞台が修繕中?。全体が布で覆われていて逆に珍しい感じでした。
正月の京都はめちゃ混みです。
35mm(フルサイズ換算50mm)という画角について
35mm(フルサイズ換算50mm)という距離感は、僕には少し狭く感じました。下の写真は参道にあったお店を撮影したものですが、道の反対側ギリギリまで寄って撮影しました。
目の前に広がる景色の中で注目した部分を撮影するのにちょうど良い画角だと思います。
また、友人や恋人と一緒に散歩しながらお互いを撮影するにはちょうど良い距離だと感じました。(憧れ)
AFの音と速さはそこまで気にならない
XF35mmF1.4についてよく言われるのは、AF音が大きくて遅いということ。
全群繰り出し式という画質を優先した構造で作られているため、AFを合わせようとするとレンズの先端が伸び縮みしてジーコ、ジコと音がなります。
最初は少し驚きましたが、気になるほどの音ではありません。
また、AFの速さについてはやや間がある感じ。ジーコジコ。といった感じでAFが合います。
X-T1に付けて使用していますがめちゃくちゃ遅くはないし、今のところ困っていません。
最新のボディを使用すると爆速になるそうです。我慢できない人はX-T3を買いましょう。
まとめ
「XF35mmF1.4は神レンズである。」
そういったレビューはたくさん見ましたがこれは事実でした。個人的には実力以上に美しい写真が撮れるレンズであると感じました。
写真初心者にとっては、よくボケるし写真を撮るのが楽しくなるレンズです。
僕は最初の1本としてズームレンズを選びましたが、このXF35mmF1.4を買っていたとしても後悔はなかったでしょう。
やはりXF35mmF1.4は神レンズでした。